平成15年10月25日(土)青年部創立25周年事業として、中部国際空港(セントレア)の現場見学に行ってきました。まず、最初に驚いたのが常滑市に近づいた時でした。
2005年の開港をめざし、空港自体の工事はある程度進んでいるとは思いましたが、そこへ続く高速道路や鉄道の建設もいろんな所で進められていました。
そして、専用のバスに乗り換え空港島へと入場し、目に飛び込んできたのが、ほぼ完成している管制塔でした。その他の施設は建設の最盛期でしたが、大体の形はうかがうことが出来ました。また、実際には見ることが出来ませんでしたが、滑走路のコンクリート打設には衛星を利用し、100mの内で誤差が1cm以下という最先端の機械を使用しているそうです。建設にあたって一番考慮しているのは、周りを海に囲まれていることもあって自然災害だそうです。地震による液状化現象や津波の影響、台風による集中豪雨や高波の対策等、あらゆることを想定し建設をされています。また、この空港島で発生する汚水は、連絡橋の下をパイプラインで常滑市まで送り処理をするそうです。
建設現場の規模(580ha=ナゴヤドーム120個分)や、そこで働く作業員の数(約3,500人/日)、空港建設費用7,680 億円、それに伴う道路・鉄道等関連事業費4,540億円という桁違いの国家プロジェクトを目のあたりにする事が出来、大変有意義でした。 |