さて、建設業界を取り巻く環境は、日々刻々と変化しています。自然災害の
復興需要の本格化、リニア中央新幹線また2025年大阪万博開催決定などで、
人手不足、働き手の高齢化や建設コストの上昇、その上に今回の新型コロナ
ウイルス感染症の拡大に伴う日本経済に対する影響を考えますと先行き不透明感が
しばらく続くのではないかと考えられます。このような環境下、人為的な事故による
緊急修繕対応、激甚化する自然災害に対しての復旧は「命を守る公共事業の担い手」
として、またインフラである水道施設老朽化対策においては地域の実情を熟知した
「地域のドクター」として、管工事業者として果たすべき役割はますますその重要性を
増しています。安全・安心なくして経済発展はありえません。
我々組合は岡崎市指定工事業者である組合員35社と準組合員13社で構成された
官公需適格組合であります。岡崎市上下水道部の委託を受けまして
「24時間 夜間・休日緊急修繕対応」「寒波による修繕対応」岡崎市様との災害協定に
おける「応急給水・復旧」など重要な地域社会貢献に携わりクオリティーの高い
サービスが急務とされています。「時代の変化と共に生きる技術集団」として市民から
信頼され、自らが誇りに思う業界となるよう弛まぬ努力を続けるとともに、我々管工事業の
果たしている役割、果たすべき使命を組合として積極的にアピールしていきたいと考えます。
組合員の皆様方には、今後とも組合運営に対しまして変わらぬお力添えをお願い致します。
また、この組合の創業精神であります組合並びに組合員相互の連携強化を念頭に新理事の
メンバーと組合運営に誠心誠意努めて参りたいと思いますので宜しくお願い申し上げます。
令和2年5月30日
岡崎市管工事業協同組合
理事長 石田 博巳